前回のモバイルゲーム商法に対しては、様々なご意見が寄せられたが「実態をはじめて知った」という人が多かった。今回再び懸念を投げかけたいのが、握手会、人気投票のCDセット販売である。先日、17歳と18歳の少年3人が、偽の引換券を使ってイベントのチケットが付いたCD85枚を店からだまし取った疑いで逮捕された。
さて、「イベントのチケット」とは何か?それはファンのつどいの入場券だったり、握手会や人気投票に参加できる券だったりする。CD一枚にチケットが1枚ついていることもあれば、抽選ということもあるようだ。 詐欺を行った少年3人がだまし取ろうとしたCD85枚は、実は同じCD。音楽を聴くためなら1人1枚のCDで充分だが、あとの82枚はイベントのチケット目当て。おそらく聴かれることはないCDだろう。
その昔、戦闘ヒーローのカード付菓子が売り出された時、子どもたちが、カードだけ取り出し菓子は食べずに捨てたために社会問題になったとことがあった。それと同じような手法で、CDが売られているのである。
その象徴的なものが、今一番話題のAKB48の総選挙。CDについている投票権のために一人で2000枚のCDを購入したファンもいたという。購入金額は800万円を超える。シングル100万枚ヒット連発は、楽曲の良さではなく、不必要なCDを購入している(させられている)ファンの犠牲を積み上げたもの。
AKB48に限らず、多くの日本のアイドルグループ、韓流グループもこの方式でCD、DVDを売りさばいている。
一方で、アイドルたちにとっても立ちっぱなしで長時間、1日に何万もの人を相手に握手を続けるのは大変な重労働。握手会で心身傷付けられることも少なくないという。責められるべきはアイドルではなく、そういう商法を推し進めているプロダクションやレコード会社の大人たちではないだろうか。
「アイドルとの握手の権利」や「人気投票の権利」が景品表示法で規制する「過大な景品類の提供」とは判断されないのだろうが、未成年も含めてこういう商法で無駄なCDを買わされている消費者が多くいる現実を社会が認識してほしいものだ。
今年4月2日に大阪府で、運転者が機械式立体駐車場のパレットと梁の間に身体を挟まれ3歳児が死亡した事故を受け、消費者庁は、駐車装置を操作する際の確認を徹底するなど注意を呼びかけている。消費者庁と国土交通省では、平成19
年から今年4月末日までの間に今回の事故を含め26 件(子どもが被害を受けた事故が7件)把握している。このうち死亡事故は4件(子どもの事故が2件)あった(5・2)。
厚生労働省は3月26日に鳥取県でボツリヌス毒素を原因とする食中毒が発生したと発表した。岩手県宮古市の製造業者による食品「あずきばっとう」からボツリヌス菌が検出された。ボツリヌス食中毒の症状は脱力感やめまい、言語障害など。重症になると死亡することもある。中毒を起こしたのは男女各1名で症状は重篤。。製造業者がは、、「あずきばっとう 700g」「あずきばっとう 250g」「抹茶入あずきばっとう 300g」「あずきひっつみ 400g」「液入金時豆 300g」「煮豆 110g」の6商品の自主回収を行っている(4・2)。
外国通貨の両替」の勧誘を巡るトラブルについて、多数の相談が、各地の消費生活センターに寄せられている。 消費者庁は、消費者安全法に基づき、外国通貨(スーダンポンド及びアフガニスタンアフガニ)への両替を利殖名目で消費者に不適切な勧誘行為を行っていたとして「株式会社EXパートナー」及び「合同会社SIコーポレーション」の2社を公表した。2社が適用する両替用のレートについて調査したところ、外国為替市場での水準に比べて80倍から100倍になった。同庁は「一定の手数料がかかることを考慮しても、消費者にとって極めて割高」としている(3・13)。
文部科学省の放射線審議会は、食品に含まれる放射性セシウムについての厚生労働省の新基準値案(食品による年間被曝(ひばく)線量を5ミリシーベルトから1ミリシーベルトに厳格化、、「一般食品」は1キロ当たり100ベクレル、「牛乳」と粉ミルクなど「乳児用食品」は同50ベクレル、「飲料水」は同10ベクレルなど)を了承した。ただ審議では、基準が「厳しすぎる」と、生産者への配慮などを求める異例の意見も付いた。新基準値は厚労省の審議会を経て、4月から適用される予定(2・16)
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