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消費者総合雑誌「消費と生活」は昭和41年(1966年)に創刊以来半世紀


2019年、新春のお慶びを申し上げます

《トピックス》
㈱消費と生活社は、2017年消費者支援功労者表彰で「ベスト消費者サポーター章」を受賞しました。
                          
「消費と生活」は今年10月1日で創刊53周年を迎えます。

《最新号》「消費と生活」No345 1月1日発行号
          

                            
表紙 ライトアップされた氷が美しい「氷点下の森」(岐阜県
<特集>
消費者関連行政・団体リーダー’19を語る
ワイド特集 消費者行政新未来創造オフィスの実績
暖房器具による火災事故を防ごう
今後の若者の消費者教育について(下)                 

<商品特集>

寒い冬においしい鍋つゆ・調味料
風邪薬で積極的にセルフメディケーション
世界中で愛される即席めん 


新着情報羅針盤 お互いの敬意 

  

「日本人の美徳はすべての人や物に対してまでも敬意の心を持っていることだ」というのはサッカーの日本代表の歴代の外国人の監督が口にする言葉。ロッカールームやスタジアムの観客席をきれいに片づけることは世界からも賞賛されている。
 しかし、最近、一部の人が起こす問題行動は従来の日本人の美徳からかけ離れているような気がする。
 ひとつは、モンスタークレーマー。「お客様は神様です」という企業の顧客対応が行き過ぎたせいか、それに乗じてとんでもない要求をしてきたり、迷惑をかけても知らんぷりという人が増えている。
 もう一つはファンのストーカー化。関ジャニ∞の大倉忠義さんが会員制のブログで苦言を呈して話題になったが、空港や駅で人を押しのけ追いかけ、自宅やプライベートの飲食店へまでもつけまわすストーカー行為をしているファンが増えたこと。スマホで連絡を取り合い、緻密なスケジュールまで把握しているのだとか。また、アイドルの恋愛の噂が出ると、SNSで「相手の女性を殺しに行きます」と書き込んでいるストーカーファンもいるという。
 お隣の韓国でもモンスタークレーマーは社会的問題らしく、顧客のクレーマーの暴力などから従業員を守れなかった企業は罰せられるようになったという。
 「おい、生ビール」なら1000円、「すいません、生一つください」なら380円(定価)という張り紙で話題になった東京・神田の「大衆和牛酒場 コンロ家」は、「お客様は神様ではありません。また、当店のスタッフはお客様の奴隷ではありません」と張り紙に付け加えている。もちろん実際に1000円取るわけではないが、張り紙を見た客はほとんどが「すいません」と頼む。
 従業員もタレントも生身の人間。忙しい、大変なことは見ればわかる。良いサービスを受けるためには顧客側も相手に敬意をもって接することを心がけなければならない。
 お互いが敬意を払うことで、信頼関係が生まれ、良い関係ができるのも消費者市民社会ではないだろうか。

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