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消費者総合雑誌「消費と生活」は昭和41年(1966年)に創刊以来半世紀


《トピックス》㈱消費と生活社は、2017年消費者支援功労者
                    表彰で「ベスト消費者サポーター章」を受賞
                    しました。

                                                          
      「消費と生活」は10月1日で創刊51周年を迎えました。

《最新号》「消費と生活」No341 5月1日発行号
                            
表紙 高槻市こいのぼりフェスタ(大阪府

<特集>
ワイド特集 なぜ進まない消費者志向自主宣言
「お酒に飲まれない」飲酒方法を探る
若者を狙う消費者被害の実態                 

<商品特集>
腸内環境を整えるヨーグルト・乳酸菌飲料
進化し続ける冷凍食品
健康的に摂取できる食用油

 

新着情報羅針盤 エリート的言葉遣い?

 
 去る3月27日、森友学園を巡る文書改ざん問題について、国会で佐川宣寿・前国税庁長官の証人喚問が行われた。国の文書が「忖度」によって改ざんされるとしたら国民は何を信頼したらいいのだろう。
 ただ、もっと気になったのが次の答弁である。
 「パソコン上のデータは短期間で自動的に消去されて復元できないようなシステムになってございます」、「今回の書き換え問題によりまして、国会におきましてこのような大きな混乱を招きまして、また国民の皆さんに対しまして行政の信頼を揺るがすような事態になりましたこと、誠に申し訳ないと思ってございます」。
 皆さんはお気づきだろうか?気になるのは「システムになってございます」、「誠に申し訳ないと思ってございます」の表現だ。
 最近、会合の挨拶や記者発表の説明でもこの表現が目立つようになっているのだが、当の本人は全く気づかずに使っている。
 「システムになっております」、「誠に申し訳ないと思っております」が正しい。
 レストランでも注文後に「〇〇でよろしかったでしょうか」と問いかけるのがお客様対応だと勘違いしているウエイトレスも多い。
 「〇〇でよろしいですか」で十分なのになぜか過去形。こう聞かれると本当にその注文でよかったのか詰問されているようでソワソワしてしまう。
 また、相手を気遣って言っているようで、受けた方は少し嫌なのが「〇〇するのは可能でしょうか」。
 「〇〇できますか」で十分。はっきり「可能ではない」とはいいがたい。
 丁寧な言葉を足して相手に気遣おうとするのはわからぬでもないが、文法的にもおかしいとかえって失礼になるのではないだろうか。
 佐川氏も役所では共通語になっているので使ったのだろう。職場や業界の常識がおかしいと気がつくそういう感性がなかったのではないだろうか。

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