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消費者総合雑誌「消費と生活」は昭和41年(1966年)に創刊以来半世紀


《トピックス》㈱消費と生活社は、2017年消費者支援功労者
                    表彰で「ベスト消費者サポーター章」を受賞
                    しました。

                                                          
      「消費と生活」は10月1日で創刊51周年を迎えました。

《最新号》「消費と生活」No342 7月1日発行号
                            
表紙 隅田川花火大会とスカイツリー(墨田区
<特集>
ワイド特集 いまさら聞けないSDGsを学ぶ
高齢者の投資トラブルにいち早く気が付くために
問われる香料使用品の安全性                 

<商品特集>
清涼飲料を飲んで熱中症を予防
今の自分にぴったりの栄養ドリンクを選ぼう
省エネと使いやすさが向上した冷蔵庫

 

新着情報羅針盤 脆弱な部分が露呈した大阪地震 

   6月18日の午前7時58分に発生したM6・1の大阪地震。
   まだ就寝中だった人は飛び起きたのではないだろうか。多くの人が通勤途中だったようだが、交通網も電気もガスもかなりマヒした。
 痛ましかったのは、学校のプールの壁に挟まれて亡くなった高槻市立寿栄小学校の九歳の女の子だ。
 プールの壁に挟まれて」というニュースを聞いた時は、プールの中での事故なのかなと思ったが、彼女が事故にあったのは、小学校を囲む塀の壁で、その塀の壁の中にプールがあった。
 塀の壁は、なぜか上半分が真っ二つに折れるように崩れ、道路を歩いていた彼女は崩れた壁に挟まって亡くなってしまった。壁には木の絵が描かれていたが、崩れたのはブロック塀だった。
 ブロック塀は、かつての大型地震で崩壊して巻き込まれた人が犠牲になることも多かったことから、建築基準法で鉄筋を入れること、高さが1.2㍍を超す塀は一定の間隔ごとに、強度を高めるための「控え壁」を設置することが定められているが、写真を見る限りはそれがなされてないように思える。
 警察は、業務上過失致死の疑いで現場検証を行い、文部科学省は、今回の事故を受け学校のブロック塀の緊急点検を要請している。
  今回の地震が規模の割には被害者の数が少ないのも耐震性などが強化されたためだろう。しかし、手抜き工事や老朽化した建物は普段は大丈夫でもこういう大型災害時にはその脆弱さを露呈し、時には人の命を奪ってしまう可能性があることを心しなければならないだろう。犠牲者を出さないために、いざという時の備えをいい加減にしないことがいかに大事かを改めて考えさせられた事件だった。


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