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消費者総合雑誌「消費と生活」は昭和41年(1966年)に創刊以来半世紀


《トピックス》㈱消費と生活社は、2017年消費者支援功労者
                    表彰で「ベスト消費者サポーター章」を受賞
                    しました。

                                                          
      「消費と生活」は10月1日で創刊51周年を迎えました。

《最新号》「消費と生活」No340 3月1日発行号
                            
表紙 新倉山浅間公園(山梨県

<特集>
ワイド特集 若者も被害者になる倒産トラブル
カジノ誘致の行方と弊害を探る
2017年度に横行した特殊詐欺の手口 
消費生活アドバイザー合格者名簿                 

<商品特集>
ガス代約13%節約するガス給湯器エコジョーズ
消臭・芳香剤で居心地のいい空間を演出
日本が世界に誇る文具の世界

 

新着情報羅針盤 「あたしおかあさんだから」騒動

 
 「歌のお兄さん 横山だいすけさん謝罪」というネットニュースに何事かとのぞいてみたら、横山だいすけさんが歌った歌が批判されているという記事だった。作詞は、「ママがおばけになっちゃった!」のヒット作もある絵本作家のぶみさん。自身のFACEBOOKに「おかあさんがんばっている全ての人に絶対号泣間違いなし!」と書いた自信作だったようだ。何が女性の気持ちを逆なでしてしまったのだろうか?
 歌詞の全文は著作権があるので掲載できないが、概略は、今は生活のすべてが子どものため、独身の頃はヒールやネイル、自分のために服を買っておしゃれしていたけれどもそれ全部よりおかあさんになれてよかったというもの。
 聞く人によっては母性愛の微笑ましい歌だという感想を抱くかもしれない。
 しかし、ネットの反応は「母親だけに我慢や自己犠牲を礼賛している」、「あたしはこんなに犠牲になっているのという子どもへの呪い」、「独身女性が自分のことしか考えていないと思っている」など。  
 歌った横山さんまで非があるかどうか、作詞家ののぶみさんは男性だが、女性への気遣いが足りなかったようだ。
 リンナイ㈱が昨年12月、5ヵ国の30~49歳の男女計500名を対象に、「共働き」に関する意識調査を実施したところ、「夫婦で家事を分担している」に対して米国93%、韓国87%、デンマーク84%、ドイツ77%と回答したが、日本は56%と最低だった。育児について子どもがいる人に「育児休暇制度を利用したことはあるか」を調査したところ米国の男性87・8%、デンマーク男性64・4%と高いのに対して日本男性は9・7%とこちらも最低だった。
 日本では家事・育児の負担が女性に偏っており、交代要員のいない外食チェーンの労働体制をもじって「ワンオペ育児」といわれる実態がこの調査からもわかる。その不満が向かった矛先が「あたしおかあさんだから」の歌だったのだとしたら皆で考えなくてはいけない問題だろう。

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